FirebirdとOOo(OpenOffice.org)

FirebirdとOOo(OpenOffice.org)

アーティクルID:14
最終更新日:2003/6/12
編集者:三浦しゅう(ウェブ担当)
ML投稿者:巳鳴(Shu Minari)さん、加藤大受さん、木村さん、牧野行男さん、宮副 英治さん
参考・引用記事:OOo+Firebird、Re: OOo+Firebird、Re: OOo+Firebird、Re: OOo+Firebird、Re: OOo+Firebird、Re: OOo+Firebird、OOo+firebird agein、Re: OOo+firebird agein、Re: OOo+firebird agein、Re: OOo+firebird agein、Re: OOo+firebird agein

テスト環境:
・win2000
・firebird1.0.3
・OpenOffice.org1.0.3/1.1beta2

ODBCドライバ:
 1)firebird ODBC driver
 http://www.twise.co.jp/download_m.html
 2)Open Firebird ODBC
 http://www.xtgsystems.com/linux/ofbodbc/about.php
 3)IBPhoenix Open Source ODBC Driver
 http://www.ibphoenix.com/

現象:
・3)のドライバー以外では正常動作しません。

再現手順:
・firebirdをインストールします
・IBConsoleでデーターベースの作成/ユーザーの登録、(英語文字列の)テーブルを作成します。
 ※ここまでの動作は正常に行われていることを確認しました。
・上記1)のODBCドライバ経由でOOoからテーブルを作成します。
 ※OOoの両バージョンの場合でエラーが発生し、テーブルが作成できません。
・上記2)のODBCドライバ経由でOOoから、すでに登録されているレコードを回覧時にテーブル名の後ろに[・・・・]が多量につきます。また、テーブルのプライマリーキーを設定しようとするとOOo1.0.3だとOOoがクラッシュし、1.1betaだとエラーがおきて、設定できません。
・上記3)のODBCドライバであれば、何の問題も無く動作します。

報告:IBPhoenix社のODBCドライバーでないと(2003/6/7時点では)OOoでは相性がよくないと思われます。

備考:OOoではJay-Bird経由での接続も出来るらしく、
下記のアーティクルで、実験しているようです。(フランス語)
 http://www.a6cmo.org/article.php3?id_article=24
的外れかもしれませんが、
 http://www.oooforum.org/forum/viewtopic.php?t=337
或いは下記のPDFを
 http://www.hexeon.ca/pdf/OOoFBvp.pdf
一読すると良いかもしれません。

CHARACTER SET:OOoからの接続はShift_JISで。データベース自体はNONEです。

感想:OOoには、データベースソフトウェアがパッケージされていないので、
FireBirdを使用したい人もたくさんいるはず。追加実験の結果が判ったら追記します。

-

OpenOffice.org+firebird+ODBCでの追加報告:

OpenOffice.org1.1beta2のバージョンアップである1.1rcが出たので再度ODBCを用いて検証しました。
#1.1rcでバグが相当残っているので次に1.1rc2が出るとおもわれます。
#OOo日本ユーザー会にこのあたりの情報があります。

前回は、検証データに日本語文字列は利用していませんでしたが、今回は日本語で検証してみました。

今回行った環境は
・win2000
・firebird1.5rc3
・OpenOffice.org1.1rc

CHARCTER_SET=UNICODE_FSS
フィールド定義は、VARCHARを使用。

ODBCドライバ

1)Open Firebird ODBC
http://www.xtgsystems.com/linux/ofbodbc/about.php

2)IBPhoenix Open Source ODBC Driver
http://www.ibphoenix.com/

3)easysoft ODBC UNICODE driver trial
http://www.easysoft.com/products/9999/download.phtml?product=2201

4)Gemini InterBase ODBC Driver
http://www.ibdatabase.com/

5)firebird ODBC driver
http://www.twise.co.jp/download_m.html

#今回までに見つけたODBCドライバを全て試しましたが、他にもODBCドライバが存在したら教えていただければ幸いです。

1)Open Firebird ODBC

上記の1)のODBCドライバーを入れ、すでに登録されている物を回覧時にテーブル名の後ろに[・・・・]が多量につくまた、テーブルのプライマリーキーを設定しようとするとOOo1.0.3だとOOoがお隠れになり、1.1betaだとエラーがおき、設定できない。

登録されているテーブルの回覧時にテーブル名の後ろに[・・・・]が大量に付くのは相変わらずですが、前回は、OOoとの相性がとても悪く使用に耐えられなかったのですが、1.1RCバージョンになり、落ちることがほぼなくなりました。その上で、今回のODBCで一番まともに日本語のデータを扱えたのはこちらだけでした。

2)IBPhoenix Open Source ODBC Driver

2)は、前回同様全体的に何の問題も無く動作するというのは相変わらずではあるのですが、今回試してびっくりしたのがOOo経由ではコード変換が出来ないということでエラーになってしまい日本語文字列の登録が出来ないことを確認しました。

3)easysoft ODBC UNICODE driver trial

3)では、テーブルの作成はNG
存在するテーブルへの日本語文字列の登録は出来る物の全ての文字が[・もしくは/]となる。

当方、UNICODE_FSSでの日本語文字列取扱について試行錯誤した折りに、Easysoft社のドライバについては、UNICODE版でない標準版の方がXTGのOpen Firebird ODBCに近い動作を示していました。

早速試してみました。あいも変わらずテーブルの作成はNGでしたがテーブルの表示/データ入力では標準版では、XTG ODBCに近い動作しますね。
#これは具合がなかなか良いです:-)

検証方法が異なるのでどのような結果になるか不明ですが、もしお時間があるようでしたら、合わせてご確認頂けると、私には大変参考になります。蛇足ですが、JayBirdと、各社ODBCドライバ間での、UNICODE_FSS日本語文字列の互換性につきましても、OpenOfficeでの不具合情報等あれば助かります。具体的には、XTGとJayBird間で、Firebirdを介したUNICODE_FSS日本語文字列の受渡しに関するテストで、こちらでは、文字化けを確認しています。なお、Gemini/EasySoftのUNICODE版とJayBird間では正常動作を確認しています。

jaybirdはぜんざいのところ動作させられてないのでその部分はなんともいえないのですが、私の環境でのOOoでのテストでは、Gemini/EasySoftのUNICODE版間での互換性は認められなかったです。

[日本語]という日本語文字列を使用してみたのですが

geminiで入力した日本語文字列は、
× IBPhoenix ODBC/easysoft unicodeでは[・・・]という表示で
× XTG/easysoft 標準版では [譌・譛ャ隱]という表示
△ geminiの場合は、[日本・]という表示

easysoft unicode版で入力した日本語文字列は、
× IBPhoenix ODBC/easysoft unicode版では、[・.・]という表示
× gemini ODBCでは、[・・}・・]という表示
○ XTG/easysoft 標準版では[日本語]という表示

XTG/easysoft 通常版で入力した日本語文字列は、
× gemini ODBCでは、[・・}・・]という表示
× IBPhoenix ODBC/easysoft unicodeでは[・.・]という表示
○ XTG/easysoft 標準版では[日本語]という表示

※ twise ODBCドライバを除く
※ IBPhoenix ODBCは、先のメールの通り日本語文字列の入力自体不可

という結果でした。

4)Gemini InterBase ODBC Driver

4)では、テーブルの作成はNG存在するテーブルへの日本語文字列の登録は出来る物の[日本語です。]という単語を入れると最後の二つの文字が「・」となり表示されず。

5)firebird ODBC driver

5)では、テーブルの作成NG存在するテーブルもでてこないので何も出来ない。

以上により英語であれば、IBPhoenix Open Source ODBC Driver が一番最良であり日本語では、現状としては、Open Firebird ODBCを使用するしかない。というところでした。

JDBCでの接続も試みてはいるのですが如何せん美味く行ってないので美味くいきましたら又ご報告いたします。


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資料集


資料集

 この資料集はFirebird日本ユーザー会がメーリングリストから情報を抽出し、まとめた資料集です。Firebird日本ユーザー会のメンバーの利便を図ることを目的として、ドキュメント化しています。もしも、修正が必要な箇所があればウェブ担当までご連絡下さい。
 手続きを簡略化するため、資料の元になったML中の投稿者には連絡はしておりませんが、情報の提供や、議論、調査などを含めて、このアーカイブの作成に対するご理解と絶大な貢献に対して、ここに感謝し、お礼申し上げます。

Firebird日本ユーザー会
ウェブ担当 三浦しゅう


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初回プレスリリース(英語版)

1st press release.

PDF version

Press release

June-10-2003
Firebird Japanese Users Association
Start-up Group

Organize Firebird Japanese Users Association Start-up Group
to prepare launching official association at April-1-2004
– To support and expand communication of developer community and users for Firebird –

 Firebird Japanese Users Association Start-up Group today announces starting preparation to launch official Firebird Japanese Users Association at April-1-2004. The group has several meeting to discuss purpose of the association and how to achieve success to expand Firebird developers and users community in Japan.
 Firebird Japanese Users Association Start-up Group starts firebird-jp-general mailing list at Yahoo eGroups from April-21-2003. At May 31, active members in the mailing list had official meeting (at the Timeintermedia inc. conference room Ichigaya Tokyo). We agree with organizing the start-up group to prepare and take a leadership for launching official association to next April. The group has discussed directive and position of the association and we plan second official meeting at middle of July. Mr. Daiju Kato, famous Firebird and InterBase technical writer and developer in Japan, joins the group for senior adviser.
 The Start-up Group acquires firebird.gr.jp domain for base of activity. We enlist volunteers both individuals, non-profitable organizations and commercial companies to keep on expanding and encouraging Firebird community. We hope many Firebird users and developers join our community to achieve success for Firebird in Japan.
 
Firebird is the “small and sharp” relational database being developed by the Community centered FirebirdSQL Foundation, it is the open source RDBMS what has derived from InterBase® of Borland Corporation. . Worldwide users, especially Europe, Russian, Central and South America, for both commercial and non-commercial use, use it. It is licensed by IPL( InterBase Public License) what is MPL alteration.


Firebird Japan User Association Start-up Group Member:

Representative
Tsutomu Hayashi
Apex Ltd.
FirebirdSQL Foundation member
Assistant Representative
Kouichi Takeda
PSNetwork
Web Administrator
Shue Miula
DipMeshSystems
Member
Minoru Yoshida
TimefulSystem Inc.
Yasushi Higuchi
Vigor Ltd.
Sadao Kondou
DennouKenkyujo Inc.
Satoshi Sirai
Tokyo
Eiji Miyazoe
Kanagawa
Shigeki Hosaka
Kanagawa
Yukio Makino
Tokyo
Nobuhiro Kinoshita
Kanagawa
ENDO Yasuyuki
Time Intermedia Corporation
Senior Advisor
Daiju Kato
 

 

Contact Details :
Firebird Japanese Users Association Start up Group Web page
Web Page https://www.firebird.gr.jp/

Office : Firebird Japanese Users Association Start-up Group Office
Address to care of Apex Ltd.
Dai-2 Syu-Ka-En Bld.4F, 2-11-3 Komazawa, Setagaya-ku, Tokyo, Japan 154-0012
TEL 81-3-5431-1711 FAX 81-3-5431-1712
firebird@apex-jp.com


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初回プレスリリース

初回プレスリリース
(in English here)

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プレス関係者各位

2003/06/10
Firebird日本ユーザー会
スタートアップ・グループ

平成16年4月1日Firebird日本ユーザー会設立に向けてのスタートアップ・グループを設立
 ~Firebirdの日本でのさらなる浸透と開発者の交流を支援するユーザー会の設立準備~

 私たち日本のFirebirdユーザー有志は、平成15年5月31日にFirebird日本ユーザー会設立に向けた準備会合(東京・市ヶ谷の株式会社タイムインターメディア社会議室にて開催)を持ち、平成16年4月1日をめどにユーザー会の正式な発足を目指し、スタートアップ・グループを設立することを決定し、ここに発表いたします。
 スタートアップ・グループは、すでに平成15年4月21日より、Yahoo eGroupsを利用してfirebird-jp-generalメーリング・リストを開設し、ユーザー会設立に向けた準備活動を行ってきておりました。今回の会合においては、来年4月に予定されるFirebird日本ユーザー会の目的や組織の位置づけ、Firebirdプロジェクトへの貢献方法など、日本におけるさらなるFirebirdの普及を図るために必要な活動に関する議題に関して活発な議論が交わされました。今回の会合の参加者一同の承認により、正式に『Firebird日本ユーザー会 スタートアップ・グループ』を設立し、ユーザー会の正式な発足に向けて準備を開始することを決定しました。

 今後の予定として、7月中旬に第2回の会合を開き、本年中にユーザー会の骨格を策定し、来年4月のユーザー会設立に向けて準備を進めるものとします。また、この会合やユーザー会設立に関する議論については、すでに設立されているfirebird-jp-generalメーリング・リストでも行います。今回の会合には、国内においてFirebirdに関する多数の書籍・記事の執筆およびユーザーとの対話をされている加藤大受氏も参加され、ユーザー会の運営に関するアドバイザリースタッフとしてスタートアップ・グループに参加することになりました。
 今後、日本においてFirebirdのさらなる普及を目指すため、Firebirdに関心を持つ、個人・非営利組織・企業の皆様方のご参加とご協力を頂きたいと思います。なお、スタートアップ・グループでは今後のユーザー会としての活動の拠点としてfirebird.gr.jpドメインを取得しております。

Firebirdは、ボーランド社のInterBase®から派生したオープンソースのRDBMSで、FirebirdSQL Foundationを中心としたコミュニティによって開発が進められている、「小さくてもキレのある」リレーショナル・データベースです。ヨーロッパ・ロシア・中南米を中心として、広範なユーザーが商用・非商用で利用しています。ライセンス形態はMPLの改版であるIPL(InterBase Public License)に基づいています。

Firebird日本ユーザー会
スタートアップ・グループ メンバー

代  表
林 務
株式会社アペックス
FirebirdSQL Foundation正会員
副 代 表
武田 浩一
PSネットワーク
Web担当
三浦しゅう
ディップメッシュシステムズ
メンバー
吉田 稔
有限会社タイムフルシステム
樋口 靖
(株)ヴィガー
近藤 貞夫
有限会社電脳研究所
白井 哲
東京都
宮副 英治
神奈川県
保坂 茂樹
神奈川県
牧野 行男
東京都
木下 修宏
神奈川県
えんどう やすゆき
株式会社タイムインターメディア
特別顧問
加藤 大受
 

Firebird日本ユーザー会スタートアップ・グループのWebページ

Webページ  https://www.firebird.gr.jp/

事務局 Fireibrd日本ユーザー会スタートアップ・グループ事務局
株式会社アペックス気付
〒154-0012東京都世田谷区駒沢2-11-3第2集花園ビル4F
TEL 03-5431-1711 FAX 03-5431-1712

 


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リンク集

links

公式サイト関連 Firebird公式サイト  Firebird公式サイトはSourceforgeのFIrebirdプロジェクトとイコールの関係を持つ、まさにFirebirdの公式サイトです。公式に公開されたすべての情報はここから発信されます。
  FirebirdSQLファウンデーション  FirebirdSQLファウンデーションはFirebirdの開発・発展を資金面を中心に支援するコミュニティです。
 自分自身がFirebirdの開発そのものを手助けすることが出来ないとしても、このコミュニティに加わり、或いは寄付を行うことで、別の形でFirebirdの発展を支援することが出来ます。
Firebird関連国内 Firebird日本ユーザー会  当サイトです。
Firebird関連海外 InterBase World  インターベースワールドはInterBase/FIrebirdの総合情報サイトです。特徴としてはFirebirdに関係する人のインタビュー記事などの読み物が充実している点です。
英語とロシア語で記事が提供されています。
   IBPhoenix社   IBPhoenix社はFirebirdに関するもっともコアな情報を、もっとも多く提供するこのサイトを公開しています。
また、FIrebird公式サイトで公開する多くの情報の相当な部分がこのサイトを参照しています。
InterBase関連 ボーランドInterBase (日本語)
 Borland社はFirebirdの基となったオープンソース版InterBase6をリリースした企業です。現在はそれとは別に商用InterBaseのリリースを行っていますが、Delphiなどの開発ツールのプロ版以上の製品には、現行Firebirdともある程度の互換性のあるIBXというコンポーネントが含まれ、歴史的経緯によりそのFIrebirdユーザーの相当数がその開発ツールを使用しています。
  Borland InterBase (英語)
 上記サイトの米国本社サイト。
ミドルウェア系 IBObjecs  IBObjectsはFirebirdユーザーにもっとも人気のあるサードパーティ製のミドルウェアのひとつです。特にその高付加価値性には定評があります。系統としてはBDEに似た部分を持ちますが、完全な独自系のミドルウェアです。高機能なコンポーネントを組み合わせてアプリケーションを作成するユーザーに人気があります。
  FIBPlus
(Devrace)
FIBPlusはFirebirdユーザーにもっとも人気のあるサードパーティ製のミドルウェアのひとつです。特にIBXと同じFreeIB Componentsから派生し、ソリッドでクセのない動作に定評があります。系統としてはIBX系ですので、IBXを使い慣れたユーザーに人気があります。
  InterXpress for Firebird
(Upscene Productions)
 InterXpress for FirebirdはBorlandの開発ツールのデータベース対応のエディションで採用されているミドルウェアであるDataBase eXpress のドライバです。
DataBase eXpressを使用する方にとっては外せない選択肢です。また、Borlandの開発ツールでDataBase eXpress が重要視されてきている様子から、着目する人も多いようです。
  Zeos Library Delphi, FreePascal/Lazarus, Kylix ,C++ Builder. 用のデータベースコンポーネントです。Firebird, を始め MySQL, PostgreSQL, Interbase, MS SQL, Sybase, Oracle and SQLite を操作できます。
  Easysoft ODBC-InterBase Drivers  
  Open Firebird ODBC driver (XTG Systems)  
  Gemini InterBase ODBC Driver  
  IBPhoenix Open Source ODBC Driver  
  IBProvider  
  SIBPROVIDER  
  IbOleDb  
  OLE DB driver for Interbase/Firebird  (ZStyle Group company)  
ツール SQLMastero Firebird Tools Family Firebird 関連のツールを提供しています。有償、フリーの物有り。PHP ソース自動生成ツールはフリーで公開されています。
開発関連 Borland C++Builder  
  Borland Delphi  
  Borland JBuilder  
  Borland Kylix  
  Perl  
  PHP  
  Ruby  
  Python/Zope  
  Microsoft Universal Data Access  
  Microsoft Visual Studio .NET  
  Microsoft .NET Framework  


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このウェブサイトについて

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Firebird日本ユーザー会Webサイト

 このWebサイトはFirebird日本ユーザー会の公式Webサイトです。
 Firebirdは、 約20年前にJimStarkey氏を中心に創始された商用のリレーショナル データベース(RDBMS)『InterBase』を起源にもつ、コンパクトで操作性に優れたRDBMSです。
 PostgreSQL・MySQLに続くもう一つのオープンソースRDBMSとして欧米では非常に注目 されている製品です。
 Firebirdは、FirebirdSQL Foundationに資金面のサポートを受けるFirebirdプロジェ クトによって、現在もInterBaseの初代アーキテクトであったJim Starkey氏を始め、InterBase草創期 からの開発メンバー、世界中の開発者有志により、開発・保守・テストが行われています。
 国内においても有志によって製品の日本語環境における検証や技術情報の公開が行わ れており、製品の浸透と技術者同士の交流を目的とするFirebird日本ユーザー会が設立されています。

 業務でRDBMSを利用される方々を始め、これからRDBMSを学習する方々など、幅広い方々に商用製品から生まれたオープンソースのRDBMS『Firebird』を利用され、ユーザー会が多くの方々の交流の場へ育っていくことを期待します。

Firebird日本ユーザー会 理事長  木村 明治 


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※Sylphは、DipMeshSystemsによって開発されているソフトウェアです。当サイトで使用しているSylphは、「Firebird日本ユーザー会」サイトの運営に対して無償でライセンスされたものです。

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2004年3月15日 Sylph 0.8.4
2003年6月15日 Fireibirdを使ったウェブシステムSylphでの運用を開始。


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当会のWebサイト・メールサーバー・DNSはアナハイムテクノロジー(株)のサーバー上で運営されています。

 


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スタートアップ・グループ

 

Firebird日本ユーザー会
スタートアップ・グループ

 Firebird日本ユーザー会は、オープンソースのRDBMS Firebirdの普及を促進し、利用の拡大を図る目的で設立を準備しています。2003年5月31日に、第一回目の準備会合を開催し、2004年4月の正式な発足へ向けて、有志によりスタートアップ・グループを結成しました。
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こちらをご利用頂くか、
 または直接次のメールアドレス
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Firebird日本ユーザー会 スタートアップ・グループ 代表  林 務 


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Interview with Ann Harrison

Interview with Ann Harrison
2003 / 1 / 12
2003 / 5 / 1 翻訳版 DelphiマガジンVol.28 掲載
Written by Marina Novikova
on InterBase World (URL http://www.interbase-world.com/)
翻訳:林 務(株式会社アペックス)

 本インタビューは、InterBase WorldのWeb上でMarina Novikova氏によって公開されたものを、Marina氏とAnn Harrison氏の許可によって翻訳したものです。
 Ann Harrison氏はいわずと知れた、IBPhoenix社の社長です。InterBase / Firebirdの生みの親として、今も先頭にたって開発陣を引っ張っています。
 Marina Novikova氏はロシアの企業で英文翻訳とテクニカル・ライターをするかたわら、InterBase Worldの管理者をなさっています。Marina氏はInterBase Worldで、毎週のようにインタビューやレビューを更新されているのですが、このインタビューは、技術的なことやビジネスに関することだけでなく、各ゲストの人となりがよく現れていて、私はいつも楽しみにしています。
 会話の内容を損なうことなく、うまく語感をお伝えすることができれば幸いです。


Marina Novikova: ご趣味は何でしょう?

Ann Harrison: セーリング(訳注:ヨットの)ね。私と夫(訳注:Jim Starkey氏)は、36フィート(11メートル)のボートを持っているので、六月から十月までの週末はほとんどこれに時間を費やしているのよ。

Marina Novikova: どんな音楽がお好きですか?

Ann Harrison: アシッド・ロックとロックの影響を強く受けているブルースね。

Marina Novikova: お好きな本(作家)はどんなものですか?

Ann Harrison: アンソニー・ポール(”Dance to the Music of Time”)、ジョセフ・コンラッド(”Lord Jim”) ゴア・ビダル(歴史物フィクション)、パトリック・オブライエン(どれもいいわね)。

Marina Novikova: 今までにもらったプレゼントで、一番変わったものだったなと思うのはどんなものですか?

Ann Harrison: 私の姉が以前に一度、乾燥して扁平なヒキガエルを送ってきたことがあったわね。彼女が言うには、私に見立てて送ったわけじゃないそうだけど、本当かしら。

Marina Novikova: これまでで、もっともエキサイティングな時というのはどんな時でした?

Ann Harrison: 恋に落ちるっていうのは天にも昇る気持ちになるものよ。でも、そんなにしょっちゅうすべき事ではないわね。

Marina Novikova: どんなことをするのがお嫌いですか?

Ann Harrison: お金のことを聞いて回る事ね。

Marina Novikova: イライラしたりするのは、周りの人がどんなことをしたときですか?

Ann Harrison: アホらしくて中身のないおしゃべりね。

Marina Novikova: 自由に使える時間をどう過ごしていますか?

Ann Harrison: 自由に使える時間って?(訳注:そんなのあるの? って感じでしょうかね)

Marina Novikova: 大きな夢はありますか?

Ann Harrison: オープン・ソースのデータベースがOracleを打倒する事ね。

Marina Novikova: ジャーナリストがいつも質問すると思いますが、もっとも多い質問はなんでしょう?

Ann Harrison: どのようにしてInterbase/Firebirdに関わるようになったのですか? かな。

Marina Novikova: 学歴をお聞きしても良いですか?

Ann Harrison: 比較文学の学士号を大学で取りましたよ。さあどうぞ、19世紀後半のフランスの詩が20世紀初頭のアメリカの詩にどんな影響を与えたのか聞いてご覧なさい。

Marina Novikova: プログラミングに最初に興味を持ったのはいつの頃のことですか?

Ann Harrison: 興味を持った? そんなことはなかったと思うわね。私は職業についただけなのよ、DECがPDP-11向けに売っていたCOBOLのコンパイラーが出してくるバグレポートの点検から始まったのよ。それから、まあまあデータベースに夢中になったんだけど、プログラミングの技巧に燃えたことはなかったわ。

Marina Novikova: 一番最初に書いたプログラムはどんなものでした?

Ann Harrison: 実際のところ、まだ書いたことがないのよ。つまらないちょっとしたテストプログラムやロードプログラムを除いてね。私の専門は、ずっとバグを見つけて修正することなの。通常、バグを直すということは、問題のあるコードをいくつか除いて、それをよりましだと考えられるより少ない数行と置き換えるということになるわね。そう考えると、私の仕事っていうのはプログラムを削ることなのかもしれないわね。

Marina Novikova: Firebirdの開発を継続すること(新バージョンや新機能の追加、その他)と、IBPhoenixの顧客に対してコンサルティングとサポートを行うこと(私の考えでは、IBPhoenixはInterBaseの顧客をもサポートしたいと思っている)のどちらがより重要な仕事だとお考えですか? ご意見を伺いたいのですが。

Ann Harrison: 私たちは、コンサルティングとサポートのビジネスをFirebirdを開発する上での収益源として行っているの。実際のところ、私たちはドキュメントやビルド用キット、テストキットなどの、重要な製品が満足に出ていないので、それを何とかしようとしているところよ。

Marina Novikova: 一貫したサポートが提供されない(製品の開発が続けられることを誰も保証してくれない)ということで、オープン・ソースプロジェクトに否定的な態度を取る人もいます。

Ann Harrison: そういった人々は経験がないのね。商用の製品はいつでも「見捨てられて」きたわ。ソースコードが利用可能で、世界中の開発者がその上で経験を積んでいるということは、けっしてその製品が死ぬことはないというのが事実でしょう。

Marina Novikova: それから、管理者の中には、オープン・ソースだとハッカーがソースコードを分析することができるから、サーバー中のセキュリティ・ホールを発見されてしまい、セキュリティ上無力だと考えている人たちもいるようですが。

Ann Harrison: セキュリティの専門家たちはみんな言ってくるけど、秘匿することはセキュリティではないのよ。システムをセキュアに保つためには、多くの人の目にそれをさらして、全ての問題を見つけては直すということしかできないのね。私たちがやっているようにね。

Marina Novikova: Fireibrdの開発をしている中で、もっとも困難な問題に直面したのはどんな時でしたか?

Ann Harrison: 一番最初ね。私たちは、経験を積んだ開発者のいる会社を持てるということと収益が確保できるということを期待していたのよ。でも、ボーランドが手を引いてしまって、開発陣を引き上げて、収益もなくなって、製品名も取り上げられてしまったわ。幸運にも、Mark O’Donohueとその他にも何人かソースコードに手を入れたいと思ってくれて、それでFirebirdを立ち上げることができたのよ。

Marina Novikova: ボーランドとIBPhoenixについての話ですが、より楽しかったのはどちらでしょうか?

Ann Harrison: 私はボーランドのために働いたことはないわ。私はもともとのInterBaseソフトウェアカンパニーにいて、とてもいい仲間たちと働いていただけ。一方で、いまFirebirdの開発をすすめている開発陣は、私がずっと仕事を一緒にしてきた、二人の双肩にとりわけかかっているのだけど、そのうち一人は私の夫よ。

Marina Novikova: どこにいると落ち着きますか? また、それはどうしてですか?

Ann Harrison: IBPhoenixね。私はInterBaseソフトウェアの社長になったのだから、自分だけの将来だけに関心を持つのではなくて、六十人の従業員全ての将来に関心を持たなくてはならなかったわ。いつも何らかの危機があって、エアコンの吹き出し口から毒ガスが吹き出したり(もちろん、毒ではなかったかもしれないけどね。それにガスでもなかったかも。でも、本当にすごいニオイだったのよ)、ある従業員が別の従業員にFedExの三日後配送で八月に魚の頭を送ったのよ、くさい話ね、それから銀行や、顧客や、営業部隊のこと・・・。

Marina Novikova: 私の知っている限りでは、Firebird 基金は全ての開発者に補助金を与えているわけではないですね。アクティブに活動していても補助金を得られないという人が不満を感じていると思いませんか?

Ann Harrison: Firebird 基金は資金援助を得るのは誰かを決定するための委員会を持っているわね。彼らは、よりクリティカルな部分や、主要な部分で作業をしている人たちより日の当たらない部分で作業をしている人たちに補助金を与える傾向があるようね。IBPhoenixはどんな開発者もサポートしていないのよ。ドキュメンテーションとテスト、ビルドキット、その他のつまらない部分だけ手がけているの。ほとんどの開発者は、そのことを理解して一緒にやってくれていると思っているわ。

Marina Novikova: Linux Todayのインタビューの中で、FirebirdチームはInterBaseの以前のバージョンとの交換性をサポートするつもりだと発言されました。他方で、ボーランドの追加した機能(例えばInterBase7でのgds32.dllの内部的な変更とか)はサポートするのが難しいと思います。これについてはどうしようと思っていますか?

Ann Harrison: 迷惑なことだけど、驚くようなことではないわね。ボーランドは、すばらしい技術者のより多くの仕事によって、アドバンテージを得る機会があったのよ。InterBaseとFirebirdが共同作業をすることができていたとしたら、ボーランドはより多くの開発ツールを売ることができたでしょうし、データベースビジネスの堅実な(そして収益の上がる)部分を保ち続けることができたでしょうね。そうなっていれば、技術的にも資金的にも得るものがあったと思うわ。でも、彼らは状況を見ずに、秘密主義の開発ポリシーを続けているのよ。

Marina Novikova: Yaffilやその他の同様のプロジェクト(実際のところに商用のものもあるわけですが)についてはどう考えていますか? それらが、あなたの労働を利用してお金を得ていることは倫理的に問題だと思いますか?

Ann Harrison: 第一に、それは私の労働というわけではないわね。第二に、IPLの元での開発では、私はIBSurgeonのような、その一部としてデータベースエンジンを埋め込んでいる商用製品を許可するのに大変注意を払ってきたわ。第三に、私の目標とするゴールは、人々のデータベース・マネジメントに対する考え方を変えること、それはとても高いコストがかかることではないし、どんなソフトウェア・エンジニアリング・プロジェクトでも基盤となるべきものだということを知ってもらうということなの。そして、それに沿って考えると、OracleとSQL Serverをぶっつぶすことだといえるわね。それから、私は自分がオープンソースソフトウェアをとても好きになってしまったことに気づいたのよ。私のこれまでの20年間のキャリアの中で、競合するデータベース・システムに関わっている人たちとは誰とも大っぴらに話ができなかったの。この種の分断は技術の進歩をひどく制限するわ。IPLは、独占的コードとInterBase/Firebirdのコード間のインターフェースについて公開することを求めているわね、その結果として開発している組織の外に配布されることになったとしてもね。Yaffilの開発陣は彼らの製品を変更する完全な権利を保持しているけど、それは彼らのインターフェースを公開する限りにおいてね。個人的には、彼らはコードを全て公開しないことによって本当の機会を失っている、と思うわ。同じメッセージの全てに対してバグレポートやパッチをもらうことができないのですからね。


訳注:Yaffilはロシアを中心にして開発されている、さらにもう一つのInterBaseです。Ann氏の発言からすると、半クローズドな開発体制を取っているようです。「ようです」というのはサイトがロシア語なので筆者の手には負えません。URLを以下に示します。http://yaffil.ibase.ru/


旧Firebird日本ユーザー会サイトから移行した過去記事です。内容は当時の記録です。記事内のリンクなどはリンク切れなどにご注意ください。

過去記事掲載時URL(閉鎖予定):http://tech.firebird.gr.jp/firebird/site_rsrc/images/92/interview_ann_harrison.html